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おめでたいの鯛

頭がおめでたい

見返りを求めて席を譲った男

 

学校帰り、電車で1時間くらいかかる

 

まだ乗り始めたばかりだというのに、席に座りたそう、いや座るべき人がいた

 

歩くのも大変そうなご老人だった

 

譲らなきゃいけないというのは分かってた

 

わかってはいたんだが

 

譲るまでに7秒くらいかかった

 

疲れてるし、今日は譲らなくていいか

 

他に席空いてるんじゃないかな

 

ここは優先席じゃないし

 

なんて考えてしまう

 

 

しかし、ぼくは、知ってる

 

ここで譲らなかった後悔することになると

 

 

この前もそうだった

 

足で地面蹴って後ろ向きに進んでる車椅子の人に声をかけなかったことを1週間たった今も後悔している

 

 

だから、今日は席を譲れてよかった

 

発声ができない人だったのかな

 

手話でありがとうって言ってた

 

どういたしまして、って音声で言っちゃったけど

 

多分聞こえてたと思う

 

 

ぼくは、感謝されると存在意義と感じる

 

存在してて良かったーって

 

同年代になじめないぼくにはこれくらいしかないんだ

 

 

こちらこそありがとう

 

 

 

ただ、1つ、譲るときにちょっと嫌だなって思うのは

 

 

周りの人の目線

 

なんか冷たい

 

微笑んでくれる人もいるんだけど

 

なんでご老人なんか隣に座らせるのよとでも言うかのようににらみつけてくる人もいる

 

まー、ぼくは知らん顔

 

小学生とかガン見してきたりする

 

譲った人がどんな人かその後どんな行動をとるのかってのが気になるんだろうか

 

好奇心だね

 

周りと違うことしてる人みるとついつい目で追っちゃうこともあるものだ

 

 

でも、それでいい

 

断られても、冷たい目で見られても

 

自分で行動した、変化を起こしたってのが重要なんだ

 

それをやめたとき、自分のアイデンティティを失う気がする

 

自分を生かすための行動なんだ

 

決して優しさではない

 

見返りを求めずに他人のために行動する人こそが本物

 

変化という見返りを求めるぼくは本物ではないが

 

周りからみたら本物かもしれない

 

 

ラッキー