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おめでたいの鯛

頭がおめでたい

おばあちゃんに言われたことを5年間守り続けたら...

 

こんにちは。ゆ←鯛です。

おばあちゃんに言われたたった一言で人生が大きく変わった話です。

 

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いつだったかの冬のこと。

毎年恒例の親戚集会があった。

夏と冬に集まるのだが、冬はお正月に温泉ホテルにとまるのでとても楽しみだった。

 

親戚の叔父に急に聞かれた。

「鯛くんは、趣味とかあるの?」

ぼくは当時友達に誘われたスケートボードに激ハマりしてた。それを伝えると

「うわー、チャラーい」

スケーターがチャラいだなんて、全くひどい偏見である。

「彼女とか何人もいるんだろ(笑)」

続けてからかってきた。かなりひどい偏見だ。

すぐに否定した。

すると今度は祖母が会話に混ざってきた。

「鯛くん、女の子泣かしちゃだめよ?」

まるで、ぼくが女の子を何人もひっかけて、泣かしてきた人のような扱い。

当時まだ中学生だったのに。

「えェ...」

「女の子はね、大切にしなきゃだめだよ?」

叔父も「からかってただけなんだけどなー」というような顔で苦笑い

「うん、わかったよ」とぼくは何度も返事をしたが

「女の子を泣かしちゃだめ」と、祖母は、何度も何度もぼくに言った


言われたときは、特に気に留めていなかった

 

 

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その数年後、彼女ができたときに突然その言葉を思い出した。

「女の子は泣かしちゃいけない」

何度も何度もその言葉が思い浮かんだ。

いつの日かそれが自分の方針となっていた。

理屈じゃない、使命感のようなものを感じていたんだ。

 

高校生の恋愛っていろいろトラブルはつきもの。

嫉妬、孤独、依存、期待、嫌なことばかり続くと関係を終わらせたくなったりする。

思いきって終わらせようとしたことが何度あったことか。

その度に、泣かれた。

泣かれるともうだめだ、ぼくは自分のペースを失い、ひたすらなぐさめようとしてしまう。

意思が弱いのか、ポリシーが強いのか。

こんなことが何度も続き。

一時は同情で付き合っていたが、ポリシーとなったものに反することはどうしてもできなかったんだ。

 

そのせいにしたくはないが、学校も休みがちになった。

 

正直、その時期が今までで一番辛かった時期だ。

理想と現実は、対義語なんだなって分かった時期。

でも、いろいろがんばって乗り越えた。

読書して、カウンセリング通って、一番自分を高められた時期でもある。

 

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ぼくは今もその当時の彼女と付き合っている。

 

大学生で恋人持ちはよくあることだが、3年以上も付き合ってるとなるとさすがに驚かれる。

 

正直ぼくも驚いている。

自分が彼女と付き合い続けていること、彼女がぼくと付き合い続けていること。

 

楽しい記憶はたくさんあるが、同時につらい記憶だってそれと同じくらいあるはずだ。

 

彼女に聞いたことがある。

 

「おれのどこが好き?」

 

彼女はひとことこう答えた。

 

「優しいところ」

 

無神経で何も考えていないと思っていた彼女は、ちゃんと分かってた。

わがまま言ってもそれにこたえてくれる。

そんなところにひかれていたらしい。

 

 

 

 

おばあちゃんに言われたこと。

「女の子は泣かせちゃいけない」

これからもその言葉を心に留めていきたい。