おめでたいの鯛

頭がおめでたい

教習所の指導員が毒舌すぎた

 

路上走りましたよっ!

 

教習所の路上研修!

仮免に合格したぼくは、指導員と一緒に路上で車を走らせる!

 

路上は、歩行者自動車信号障害物速度制限とたくさん気をつけなきゃいけないことがあってもう大変

 

運転席からの景色はまた違うね

 

 

1回1時間くらい走るのですが

 

そのとき一緒にいた指導員が毒舌すぎました

 

 

ひたすら他の運転手をディスる

 

「うわっあっぶねー、ありゃあ素人だよ。あんな急にウィンカー出してあらかじめ左にも寄ってない。普段運転しないからこうなるんだよまったく。」

「まぶしいわ、あいつ~。全然ローにしねえの。人の気持ちを考えなきゃだめだろ。」

「あの路肩に止めてる車なんかハザードもつけねえから、何がしたいのかさっぱりわからん。停めたい出たいのかちゃんと意思表示しねえんだ。まったくあぶねえな~。」

 

愚痴ってるのか実況解説で教えてくれてるのかもう分からない。

 

逆走自転車にマヂギレする

「うーわ、あいつなんか逆走してるぞ。こわいったらありゃしねーよまったくー。」

「あっ、とびだすぞとびだすぞとびだすぞ!はい~とびだしたー!あーいう親がいるから子どもも真似するんだよ。背中でおしえてやんねーと。」

 

うん、それはとても思う。

自転車の違反はあまりにも多すぎて危険。

こればっかりはたくさん怒ってください。

 

交通標識について語る

 

「徐行ったら徐行なんだよ!この間だって、ここで徐行しねえから事故起きたんだ。まったくひでえもんだよ。」

「横断歩道は必ず歩行者優先なんだ。なのにみんな普通に通りやがる。警官があそこに立ってみろ。みんな止まるぞ?みんな分かってて止まらねえんだ。」

 「みーーーーーーんな速度守んねーんだ。だから一向に交通事故が減らねえんだ。いろんな危険性を考慮して安全に走行できるようにって、きちんと理由があって定められてんのに、なんでみんな守らねえんだか。」

 

なるほど。

ぼくが思っていたよりも道路というものはよくできている。

きちんと全てを守れば事故なんか起こさないのかもしれない。

 

道路環境について語る

「ここらは、外灯が少ねえからなあ、良くねえんだ。全然見えやしねえ。」

「ここは昔は田んぼでよ。用水路を埋め立てて無理やり道路にしてしまったんだ。だからこんなに狭くてよ。ほらそこに川流れてんだろ。あれは用水路だったんだ。こんなにたくさん道路作っちまうからあぶねえんだ。」

 

まさか用水路だったとは知らなかった。

世界でも東京ほどぐちゃぐちゃな道路はないと聞くが。

高度経済成長で計画もなしに急にがんばったからこんなんなったのかなーなんて、思考が広がった。

 

 

常に語ってた。

 

教習所を出発してからまた帰ってくるまでずーーーーっと何かしら文句をつけていた。

 

けれど、嫌いじゃない。

 

素直で直球の言葉は、なんだか新鮮でおもしろかったりする。

 

初めて聞くことばかりで学習欲がよく満たされた。

 

 

教習時間が終わる頃に

 

「さて、今日も帰るかー、電車で一時間!」

 

と急に自分のことを語りだした。

 

ちょうどぼくの教習がその日最後の時間だったのだ。

 

他人について語ってばかりだった指導員が急に自身のことを話し出したので少し驚いた。

 

この人も毎日がんばって働いてるんだなー。と少しイメージが変わった。

 

 

「忘れ物ないようにねー」と言った最後に言われた言葉が

 

なんだかとても優しく温かく感じた。