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おめでたいの鯛

頭がおめでたい

元加害者本人が語る、デートDV加害者になるまで。

 

※かなり胸糞悪い文章となっています。

 

ぼくはデートDV加害者でした。

2年かけて更生しました。

友だちがデートDVに悩んでいるのを聞いて、この記事を書く決意をしました。

デートDVに悩んでいる人、家族や友だちがデートDVの被害にあっている人

被害者、加害者とその周りのすべての人に向けて書きます。

 

 

デートDVとは 

デートDVとは、交際中の若いカップルの間で起こる暴力のことです。
「暴力」にはいろいろな種類があります。
身体的な暴力・・・殴る、蹴る、モノを投げる、刃物で脅すなどで怖い思いをさせる。
精神的な暴力・・・ひどい言葉で傷つける、脅す、監視する、友達との交際を制限する。無断でメールチェック相手の大事なものを壊すなどのいやがらせをする。
経済的な暴力・・・お金をたかる、借りたお金を返さない。
性的な暴力・・・・キスやセックスを強要する、避妊しない。

デートDVとは? | ウィメンズネット・こうべ

 

ぼくがやっていたのは、精神的な暴力。

極限まで追い詰めながらも、ぼくに依存させて離れられないようにしていました。

ぼくもまた彼女に依存していました。

一時期彼女は、食事も喉を通らなかったようです。

 

 

加害者になるきっかけ

高校に入学して1か月で付き合い始めた。

最初こそ普通だったんだ。

でも、だんだん彼女の欠点が見え、許せなくなってきた。

 

付き合ってすぐに彼女がクラスの男子と2人でお弁当を食べる光景を見た。

怒りで頭沸くかと思った。

彼女がなぜそんなことをするのか。

またその男子はぼくの友人でさらにぼくらの交際事情も知っている人間だった。

なぜとめようとしなかったのか、平気でいちゃついているのか。

ぼくはその2人が許せなかった。

彼らはとても仲が良くて、クラスメイトには付き合ってるんじゃないのと噂されるくらいだった。

 

今でも思い出すとつらい。

実際をいうと、男の方には彼女に気があったようだが、彼女の方には全くなかった。

彼女の欠点は無神経にあった。

 

人一倍の嫉妬心

 

ぼくは嫉妬していたんだ。

彼女がぼく以外の男と仲良くするのを。

 

しかし、比較的クールなキャラでやっていたぼくは。

嫉妬する男はかっこわるい。そう思ってた。

人一倍嫉妬するぼくが、自分自身が嫌だから、嫉妬していることは本人には言えなかった。

 

復讐

 

だから、仕返ししてやろうと思ったんだ。

ぼくは他の女の子と仲良くして、彼女と会うときには常に不機嫌でいた。

彼女がぼくに与えた苦しみを彼女に倍返ししようと思ったんだ。

自分の苦しみを知って初めて他人の苦しみを知れるのだから。

 

そうすると、彼女は目に見えて参っていくのが分かった。

 

支配欲

 

彼女はぼくにぞっこんだったんだ。

日に日に落ち込んでいく彼女をみてぼくは確信した。

そこで少し優しくしてみると、とても喜んでいた。

 

優しくしたり、嫌な思いをさせたり。

いろいろやってみると、ぼくの思い通りに彼女の感情を変えることができてうれしかった。

支配欲が満たされた。

 

それから調子に乗ったぼくは彼女を思い通りにコントロールし始めた。

自分好みの価値観を押し付け、さらには束縛も始まった。

デートDVはここから始まった。

 

具体的なデートDVの内容

 

ぼくは彼女を失いたくなかった。

だから、異性と会う機会を制限し、lineの友だちも管理した。

 

さらには彼女を自分の思い通りにしたかった。

何か気に入らないことがあれば、ねちねち1時間くらい一方的にののしった。

 

自分が常に正しくあり、理論的だと思っていた。

自らの考えや行動の正当化が得意だったのだ。

 

彼女にとってぼくは初彼氏であり、さらに精神年齢的に言えばぼくが年上のようなものだった。

そんな彼女を言いくるめるのは、ぼくにとって簡単だった。

反論しようものなら、片っ端から論破して、ぼくの正当性を認めさせた。

 

しかし、彼女にも限界がある。

彼女がついに泣き出すとぼくは我に返った。

「女の子を泣かせちゃいけないよ」という祖母の声が頭をよぎる。

ひたすら謝ると彼女は許してくれた。

 

それでも、また時間がたつとぼくはもう感情を爆発させていた。

泣かせては謝り、また泣かせる。

毎日その繰り返しだった。

 

 

 

しかし、どれだけがんばっても彼女はぼくの思い通りにはならなかった。

完璧じゃないと嫌だ。

 

毎日のように喧嘩してほとほと疲れたぼくは

彼女への「好き」という気持ちを失われていった。

 

しかし、彼女はぼくに依存しているので、ぼくから離れても彼女から離れることはなかった。

 

ぼくはもう別れたかったが、彼女が泣いてすがるので

別れるに別れられなくなっていた。

ぼくは彼女の涙をみると何もできなかった。

 

 

こうしてぐだぐだ付き合っていた。

 

約1年半くらい。

 

その間も

 

「おまえが付き合いたいっていうなら、おれの理想に近づくのが当たり前だろ」

 

と思っていた。

 

 

 

まとめ

加害者はすべて自分が正しいと思っています。

パートナーが悪いので、苦しんで当然と思っています。

またパートナーが離れないように依存させるサイクルを理解し、うまく活用しています。

加害者も苦しんでいます。

加害者の周りには、加害者のいいようにしか話さないので周りの人間も加害者がまるで被害者かのように扱ってくれます。

加害者は自分が被害者と思っています。

だからパートナーにその苦しみをぶつけます。

感情処理が下手で、また常に虚無感を抱えています。

自分が正しい、世界が間違ってる。

世界が変わるべきだ。と本気で思っています。

完璧主義で器が小さい。短気ですぐキレる。

自分に自信がないのでパートナーを束縛します。

 

 

P.S

書いてて何度か泣きました。

次回は、ぼくが更生した話

その次は、被害に受けた友だちの実態と被害者の特徴を書きます。

 

デートDVに苦しむ人にその本質を理解してほしく思い書きます。