おめでたいの鯛

頭がおめでたい

ネトゲやめたら人生変わりそう

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ネトゲをやめた

 

ネトゲが楽しくて楽しくて生きがいだった。

寝ても覚めてもゲームのことを考えていて

もうこんなに楽しくていいのかなって心配になるくらい楽しかった。

初めて彼女ができたときのどうしようもないウキウキ感に似てる。

 

大学とごはんと睡眠以外は、全部ネトゲだ。

友だちと遊んでても、夜9時には帰って、すぐネトゲ。

大学も誰よりも早く帰って、すぐネトゲ。

 

もうパソコンの前に座っていないとダメだった。

パソコンやらないと眠れないし

パソコンできないとイライラするし

完全に依存していた。

 

でも、そんな楽しい期間も終わりを迎える。

ずーーーーっと同じようなことやってるから

だんだん飽きてきた。

 

飽きても続けた。

始めた当初の胸躍る気持ちを思い出しては続けた。

帰ってこないあの気持ちを追い求め続けた。

 

もう一度!

もう一度おれを夢中にさせてくれよ!

そう願いながら続けた。

 

ホントはもう飽きを通り越して

ゲームがつまらなくなってた。

ゲームはログインしてるだけで、プレイせずに適当に誰かとしゃべってた。

コミュニティが楽しくて、仲間と一緒に何かをするのが楽しかった。

 

ゲームはつまんないけど

仲間と一緒にいたかった

一緒に何かに取り組んでたかった。

 

そんな感じで、ずっと続けてた。

でも、ある日急にむなしくなったんだ。

もう当初の興奮は味わえない。

いつまでもしがみついてても何も報われない。

そう気づいたとき、なにかがぷっつり切れた気がした。

 

思い切ってやめた。

 

ネトゲやめたら、この世界に何が残っているのだろうか。

ぼんやりして、現実を見つめると

そこには時間があった。

 

一日ってこんなにあるのか。

24時間ってこんなに長いのか。

 

有り余る時間は、すべてぼくの考える時間となった。

元から哲学をかじっているので

考えることなんて山ほどある。

 

そして、あることに気づいた。

なぜかポジティブ思考が強まってる!?

ただ生きてるのが新鮮で普通に楽しかった。

特別ワクワクするわけじゃない。

上を見上げたら、あっ空がある。って気づく。

そりゃ、そうだ、上には空がある、それは知っている。

けれど、久しぶりに直視した現実世界だ。

画面を通さないで空を見上げることすら新鮮なのだ。

初めてのような懐かしいような、そんな気持ち。

 

朝起きて、何かに追われてるような焦りはなくなった。

ただ、朝という時間がそこにある。

昼お日様の光を浴びるととても心地よく感じた。

ただ、皮膚が温かい。

そして、夜寝る前の虚しさみたいなのが消えた。

ただ、体を横にして目をつむるだけだ。

 

とうの昔に知っているはずの現実世界を見つめなおす。

そこには、いろんなものがあった。

いろんなことを思い出した。

 

そして、しばらくぶりの懐かしい感情を思い出した。

心があったかいっていうのかな。

とてもいい気分だったんだ。 

 

ネトゲやめたら、すごく心地よくなった。

 

やめてもやめなくてもどっちでもいいよ

 

ネトゲはやめた方がいい、みたいな記事がたくさん出てるけど

この記事の趣旨はそういうんじゃない。

ただのネトゲやめた男の体験談だ。

それだけ。

 

ネトゲやっちゃいけない。なんて言わないし思ってない。

 

やりたいときは、やりたいだけやればいい。

やめたいと思ったときはやめればいい。

 

ぼくはやりたいと思ったからやってた。

その後、やめたいと思ったからやめた。

だから、ぼくはその時代を後悔したりなんかしてない。

 

とても楽しい青春だった。

黒歴史でもなんでもない。

自分の成長の糧となった大切な時間だ。 

 

その時代は、何か虚しさと寂しさに襲われていたのは事実。

その気持ちから逃げる最高の手段がゲームとそのコミュニティだったってだけ。

その行為に善悪はない。

 

要は、捉え方だ。

ぼくは、運命論者なので、人生うまくいくようにできてると心から信じてる。

ゲームに費やした時間とエネルギーは、膨大なものだ。

それらを他のことに費やしたら、現実は今とは違ったものになっていただろう。

だが、ゲームに費やしたことで得られたものだってあるはずだ。

ぼくの場合は、

・スキル習得のコツ

・激変する環境(時代)への適応方法、

・英語習得への興味刺激(外人と通話しながらゲームしたから)

・トライアンドエラーの楽しさ

などなどいろんなものを得られた。

ゲームに膨大な時間をエネルギーを費やしたからこそ得られたものだ。

どれも現代に欠かせない気づきだったに違いない。

ぼくはそう思っている。

 

ネトゲ批判の風潮の中で、日本人プレイヤーはほんとがんばってると思う。

自分がやりたいと思うからやる。やらなきゃいけない理由があるからやる。

それでいいんだよ。

 

 

でも、もし、本当にやめるきっかけが欲しいなら。

強制オフラインイベントをおすすめする。

 

どっか旅行行くんだよ!

それで、スマホは電源落とす!ずーっとオフラインで過ごすんだ

旅行会社が全部プランニングしてくれるやつなら、スマホナビなんて要らないしょ?

それで3日から1週間くらい出かけてみなよ。

 

そのときの、自分の心の変化をよく観察してみて。

一人ぼっちのオフラインの時間に

心があったまるのか。

寂しさからむずむずするのか。

 

それをもとに判断すればいい。

 

ネトゲをやめるのは、早い方がいいわけじゃない。

遅い方がいいわけでもない。

もしかしたら、やめなくていい人生なのかもしれない。

 

本当にやめるべきときがくるのであれば

さきほどの強制イベントで、オフライン生活が心温まる気持ちになるんじゃない?

やめたいって思ったときは、やめるとき。

やりたいって思ってるなら、思う存分やればいいよ。

 

ネットコミュニティってあったかいんだよね。

お互いのリアルにはあまり干渉せずに

“一緒に楽しもう”ってただそれだけを考えるから

楽しみたい人だけが集まるから、あったかい。

 

年齢とか職業とか全く関係ないもん。

楽しみたいっていう気持ちだけあれば、楽しめる。

楽しかった。

 

これが別れだと思うとなんだか寂しいものだ。

文字と音声だけで仲良くなって。

元から出会ってないはずなのに。

別れのような気がする。

 

でも、もしまたゲームしたいと思ったら

まよわず、復帰するんだ!

「ただいま!」って

 

そしたら、みんなも「おかえり」って言ってくれるかな。