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おめでたいの鯛

頭がおめでたい

ネトゲにハマる理由は、ネトゲにハマった人間にしかわからないよ

大学受験を終えてからその反動で

ネトゲにずっぽりハマった。

 

ネトゲ楽しかった。

毎日やった。

生きがいだった。

常にゲームのことを考えてた。

毎日新しいアイディアが浮かんでそれを試して

どんどん強くなって、周りに強プレイヤーとして認識されて

承認欲も満たされた、すげー楽しかった。

友達と会っても、バイトしてても、お風呂入ってても

常にゲームのことばかり考えてた。

 

毎晩PCを起動するとき、わくわくした。

ただいまって言いたくなるような。

興奮と静寂が入り混じった不思議な感覚。

PCの前に座り、キーボードの上に手を置くと安心した。

全身の筋肉が緩んで、PCになじむ。

楽しかった。

人生で一番楽しかった。

 

でも、だんだん飽きてきたんだ。

飽きてるって分かってた。

つまらないって分かってた。

でもやめなかった。

やめられなかったんだ。

ゲームをやめたら、なにをすればいいかわからなかった。

 

ゲームはつまらないけど

コミュニティが楽しかった。

おしゃべりしながらゲームして

とっても楽しかった。

リアルで友達が少ないから余計。

人と話す機会はとっても貴重だ。

 

ゲームはつまらない。

けれど、他にどうやって時間をつぶせばいい。

どうやってフロー状態に入って幸福を得ればいい。

それがわからないからゲームをするんだ。

でも、つまらない。

いつもゲームを終えると心の中では泣いてた。

もうやめれないんだ。

麻薬と同じ。

依存してしまったら、どうやって抜ければいいかわからない。

誰か助けてくれよってずっと思ってた。

つらかったんだ。

つらいからゲームに逃げて

ゲームをするからつらくて。

 

もうさんざんだったよ。

 

それでだらだらしてたんだけど、

ぼくの所属していたゲーム内コミュニティが解散しちゃって

コミュニティなくなったら、ゲームする理由もなくなるわけで

いい機会だから、ゲームもやめたよ。

 

終わってみるといい経験だった。

最高の仲間と最高の敵。

お互いのアイディアと戦略をぶつけあって戦った。

顔は見えないけど、みんな笑ってたんじゃないかな。

声しか聞こえないけど、確かに絆はあった。

最高だったんだ。

 

今ではいい思い出。

ありがとう。