おめでたいの鯛

頭がおめでたい

【夢を追う者と諦めた者】彼女を泣かせてしまった日

つい先日、海外生活にとてつもないワクワクを感じた。

1年間を計画したため、寂しかろうと思い、彼女に報告した。

すると、

「海外生活した後、どうするつもりなんだ。

それが何か就職につながるのか?」

と詰められた。

 

「ワクワクするから行くだけで、そのあとのことなんて考えてないし

就職なんて絶対しないと心に決めてるくらいだ。

絶対ビジネスを起こす。」

そう答えると。

「夢ばかり語ってないで大人になって現実見てよ。」

と、彼女が右ジャブを打つ。

「未来を語ってるだけ。

現実を見てないのは、生活レベルを下げるのを極度に恐れた君たちの方だ。

金なんてなくても全然生きていけるから。」

ぼくは軽くよけて、左ジャブを放った。

 

ただ、それだけのつもりだった。

コミュニケーションのつもりだったのだが、

 

その一言で彼女は泣いてしまったんだ。

彼女はずっと我慢してた。

ぼくが大学やめるのも反対してた。

「だって将来どうするの?」

と、高卒の両親を持った娘として、思い当たるものがあったようだ。

 

ぼくらが将来一緒になることを前提に話しているくらい純情な子だ。

そんな女の子を泣かせてしまうのは、ぼくも悲しい。

 

ぼくもかつては、安定収入がすべて。

就職しないのは、リスキー過ぎて現実的じゃない。

とそう思ってた。

 

だが、もうお金に対する不安から卒業したんだ。

別になくなっても生きていけるし

お金に追われるよりも、ワクワクを追って生きた方がずっと楽しい。

 

とっくにそういう結論に至ってる。

だから、自分のやりたいことをやるんだから

リスク管理なんて眼中にない。

 

だが、ワクワクしているのはぼくだけだった。

彼女はまだお金に不安をもち、苦しんでいたのだった。

ぼくが、安定収入を得ない未来を想像し、苦しんでいた。


ぼくは、それに気づけなかった。

 

自分が正しく、それを貫けばいい。

そう思ってた。

 

だから、気づけなかったろうか。

 

なぜなのか、どうしたら良かったのか。

 

もう答えが分からない。

 

いや、答えを探そうとしているのが間違いなのかもしれない。

彼女の涙は、ぼくに何かを教えてくれた。

ぼくに足りない何かがあると教えてくれた。

ならばその涙から学べることをすべて学ぶのがぼくの仕事なのだ。


自分を貫くと、人が悲しむ。

そういう現実があるのは、なぜなのか。

 

自分の思考が原因なのか。

それとも、それが現実なのか。

 

もう分からない。


ああ、また悪い癖だ。

答えに固執するな。

ただ、学ぶことを学ぶだけだ。


自分のやりたいことをやりながら

彼女の不安を払拭してあげる。


二頭追う者は・・・。

なんて言葉はいらない。


どっちも捕まえてやる。

そのためには、何ができるか。

 

そうだ。

こういう思考だ。


そのためには、

自分のやりたいことをやって

思いっきり人生楽しんで、

周りもしっかりを巻き込んでいく。

そういう勢いが、大切なのではなのかもしれない。