おめでたいの鯛

頭がおめでたい

自分を責めるのは、超無駄な行動だってキッズが教えてくれた話

こんにちは、 ゆ←鯛 です。

キッズスイミングのコーチバイトやってます。

キッズたちと過ごす時間は、とてもとても楽しいです。

彼らはいつも笑顔で深く癒されます。

また突飛な発言や行動のおかげで学びも多いです。

 

泳げないキッズ

極端に泳げない子がいる。

いつも一生懸命泳いでるのに、なかなかうまくいかない。

呼吸もいっぱいいっぱいで、ちょっとつらそう。

こちらもがんばって教えるけど、それでもうまくいかない。

 

キッズだって、自分なりに試行錯誤しながらがんばってるに違いない。

それなのに一向に上達しない。

周りの子はすいすい泳いでるのに、その子だけ波に飲まれて苦しそう。

かわいそうに思ってしまう。

 

泳げないキッズも楽しく過ごしてる

 

クラスが終わると、挨拶する前に、みんなゴーグルとキャップを外す。

外すともう誰が誰だかわからない。

 

スイマーってのはお互い、ゴーグルとキャップで名前を覚えるほどなので

それらをとった瞬間

「おまえそんな顔だったのか」

と新鮮さを覚えるほどだ。

 

スイミングスクールも全く同じ。

ゴーグルキャップをとったら

「あ、はじめまして」

ってあいさつしたくなるくらい。

 

新鮮さを感じながら、見渡していると

1人めっちゃ笑顔なやついた。

 

誰かと思って、手に持つゴーグルキャップを見たら

さっきの泳げない子だった。

めっちゃ笑顔だった。

 

全然泳げなくてつらい思いしてるのかなって思ってたあの子が、

めっちゃ笑顔だった。

 

笑顔だけじゃなくて、陽気におしゃべりしてた。

 

泳げなくても凹まないのはなぜ

 

コイツ・・・・。
めっちゃ笑顔じゃねえかっっ!!

 

どうなってるんだ。

あんなに泳ぎができなかったのに

なんで全然へこんでないんだ。

どういうことなんだ。

 

と混乱しながらその子を見ていたら、目が合った。

 

そして、

「コーチ!おれ、夏休みの宿題ね全部終わった!」

 

って、満面の笑みで宿題の報告してくれた。

 
その子の目には、幸せの色しか映ってなかった。

泳げるようにならないから自己嫌悪。

なんてのは、まったくなかった。

泳げない。ただそれだけのことだ。

もしくは、人と比較しないから。

自覚すらしてないのかもしれない。

 

 

 

ぼくの幼少期を思い出してみる。

3歳から泳いでいたが、

確かに自己嫌悪なんてなったことない。

特に記憶もないが、楽しくやっていたと思う。

めんどくさいとかそういう感情もなかった。

ただ、普通に楽しかった。

単純に普通に楽しかった。

 

コーチの方が未熟だね

 

ぼくは、勝手にそのキッズが泳げないのを気の毒に思って

一人で少しだけ悲しい気持ちになっていたのだ。

 

バカみてえだ。

いや、ぼくはバカだ。

 

何勝手に人の気持ち想像して、感情移入しちゃってたのに。

結局、そのキッズは楽しく過ごしてたっていう。

 

ぼくらがキッズを見てほほえましく思うときの気持ちってなんかあったかいよね。

キッズ自身の気持ちもそれに近い気がする。

キッズ自身、常にあったかい。

ただ、それが普通だから新鮮さを感じてほほえましく思ったりとかはない。

普通にあったかい。普通に楽しい。

そんな感じだったな、って。

 

楽しいのが当たり前。

普段通り楽しい。いつでも楽しい。

なかなか泳げない、ただそれだけ。

 

そういう初心を思い出すって大事だよね。