おめでたいの鯛

頭がおめでたい

「将来の夢」という不毛な言葉はなくした方がいい

野球のイチローは、小学生の時から野球選手を目指していたらしい。

サッカーの本田も、同じだ。

 

彼らは、幼少期から一つの夢を追って、実現した。

世界中で活躍し、人々に感動を与えている。

 

それを見て、

「将来の夢は大切」

「将来の夢は一つを貫くべき」

「夢がないやつは行動できない」

そんな勘違い野郎が多すぎるのでこの記事で言及したい。

 

将来の夢は、あってはならないもの

 

まず、初めに言っておきたい。

イチローや本田は、とても努力家で尊敬に値する人だ。

しかし、彼らが幼少期から一つの目標を貫けたのは「運が良かった」から。

幼少期に定めた目標が、人生の真の目標と一致していたからだ。

 

大抵の人間は、人生の真の目標など考えてわかるものではない。

たくさんのことを経験し、それらから無駄なものを省き凝縮し

それから極めて磨いていく。

そのときにやっとわかるはずのものだ。

 

全くの経験不足のときから、「将来の夢」を決めてしまうことは

自分を縛ることとなる。

サッカー選手になりたいから水泳はやらない。

プログラマーになりたいから、歴史はやらない。

幅広い経験を断つことで、あらゆる可能性が失われてしまう。

 

時代の波に乗れない

 

アマゾンの創設者は、幼少期から

「世界最大の通販サイトを立ち上げる!」

と考えていただろうか。

 

グーグルの創設者は、幼少期から

「世界最大の検索サイトを立ち上げる!」

と考えていただろうか。

 

もちろん違う。

大人になってから、時代の流れを読んで、

これが成長する!と見込んで起こした行動だ。

 

もし彼らが、「世界的なピアニストになるんだ!」

と幼少期から夢を決めていたら、どうなっていただろうか。

No,1検索サイトはYahooになっていたに違いない。

そして、通販サイトはAmazonの一強にはならなかっただろう。

 

未来を1つに見据える必要はない

 

スティーブジョブズは、スタンフォード大で行った伝説のスピーチで

「コネクティングザドッツ」について語った。

 

ジョブズは、生まれたときに養子として出された。

実母が大学入学を強く希望していたため

預け先の両親は、ジョブズを大学に通わせることを約束した。

その後、ジョブズは順調に育ち、無事大学に進学した。

しかし、その大学は、学費がとても高くて有名なところだった。

両親が一生をかけて貯めてきた貴重な大金が飛んでいく中、ジョブズはその金額に見合うだけの価値を大学生活に見いだせなかった。

そして、6か月で大学を中退。

しかし、中退したのにも関わらず、まだ大学に居座っていた。

大学の興味のある講義だけ勝手に受講していたのだ。

ある講義では、パソコンの文字のフォント、書体について学んでいた。

興味があったからただ学んでいただけだった。

しかし、10年後、アップルがマッキントッシュを設計していたときに

書体をマックに導入することができた。

当時は、その知識を仕事に応用しようなんて夢にも思ってなかったが

当時のおかげで美しい活字フォントを備えた最初のコンピューターを作り出すことができた。

そして、ウィンドウズはマックをコピーしただけなので、

ジョブズが活字フォントを取り入れなければ、世界ではその機能をもつパソコンは存在

しなかっただろう。

そう言っている。

 

実母の気持ち、預け先の両親の貯蓄への努力、ジョブズが大学を辞めたこと、興味のあるフォントについての講義に出会えたこと

すべてがつながっている。

 

今やっていることが今後未来の何につながるかは分からない。

一見、将来全く役に立たなそうなことでも

意外な面で役に立つ、つながってくることもある。

今と未来とつなげることはできないけど。

今と過去をつなげることはできるのだ。

 

今やるべきこと

 

ジョブズはスピーチの最後に

Stay hungry, stay foolish.

と言った。

将来を心配したり、他人の顔ばかりうかがってないで

「自分の興味に従って、やりたいようにやれ!」

というメッセージだ。

将来のために、資格とかキャリアとかとってる暇があるなら

もっと今の自分のために、好奇心を大切に行動しろ!

その方がずっと自分の将来のためになる。

自分の行動のすべてが、未来でつながるんだから。