おめでたいの鯛

頭がおめでたい

ドミトリーで他人のセックスを二度も見てしまった話

オーストラリアからこんにちは。

こちらに来て驚くのは、性に対してあまりにもオープンであること。

「あの女、おれの股間を見てやがった!やりたがってるな。」とか

「あの女、おれとやりたがってた、落とせばやれた。」とか

ジョークともとれない発言も多いが、

 

「昨日来てた女の子いたじゃん!おれ明日あいつとセックスしに行くwww」とか

マジで発言もあったりする。

 

「え?wwwそういうのって秘密にしとかないの?いくら男友達間でもそういう話するのなんか恥ずかしくない?」

って聞いてみたら

「これが西洋文化よ。キリッ」

とか言ってやがった。

 

あくまで出会った人々が特殊なのではなく

西洋人全員が同じような感覚であるのだと、彼らは主張する、

 

そんな狂ったメンバーの中でもダントツに狂ったやつを紹介するぜ。

名前はクリスト。

カタカナに起こしてみるとクリストリスみたいだな。

ギリシャ出身の23歳だ。

このホステルでの初めてのルームメイトだ。

彼は、いつもテンションがバカ高い。

常に笑顔で馬鹿笑いしてるようなイメージだ。

 

初日、英語がまともに話せないぼくをバーに連れて行ってくれた。

バー自体が初めてなので、おろおろしてしまった。

クリストが「なに飲むの?」と聞いてくるので

「ウォッカの水割り氷なしで」と答えると

「なんだそりゃ!聞いてことない!いいね!レジェンド!!」

とか訳の分からないことを言ってた。

バーで飲み物作ってくれる女の子がすっげー笑顔で感じが良かった。

「あの子の笑顔素敵だね。」とクリストにいうと

「ああ、あいつはおれの彼女。」と彼は言う。

なんでも彼女はカナダ出身の19歳。

どういう出会いなのか知らないけど

一緒に旅してたこともあるとか言ってた。

こいつ、未成年と付き合いやがって。うらやましい!

犯罪者め!うらやましい!!

なんとも言えない気持ちになっちゃったので

ウォッカの水割りをがぶ飲みした。

酒に強くないぼくは、一瞬で酔ってしまった。

気が付いたら知らない人肩組んで、チキンナゲットのダンスしてた。

楽しかったことだけ覚えてる。

帰りフラフラになりながら帰ってベッドに着くと一瞬で眠りについた。

 

次の日、朝起きると、同じタイミングでクリストのベッドからバーの彼女が起き上がってきた。

「は!?なんでいるの!?」と聞くと

「あ、いや、ただ眠ってただけだよ、えへへ眠ってただけ~」

とか言いやがる。

はいはいヤってたのね。

 

って!え!この部屋で!?

おれが寝てる間に!?

西洋文化ってすげーのな。

日本人だったら、迷惑とか恥ずかしいとか

そういういろんな感情が邪魔してそんな行為はできないだろうよ。

ぼくも絶対にできない。

 

ここで1つ気づいたことがある。

あれ?これ、眠らないで起きてたらセックス見れるんじゃね?

そう考えだすと、AVを覚えた中学生のように興奮してしまった。ウキー

 

次の日、浅く眠ってたら物音で起きた。

案の定クリストと彼女だった。

夜1時半。

しばらく小声で話す声が聞こえたのち。

静かになったと思うと、

ちゅっ・・・ちゅっ・・・

と聞こえてきた。

唇にキスしてるのだろうか。

 

ちゅっ・・・ちゅっ・・・。

けっ、まだ聞こえるぜ。

キスばかりじゃなくて早く展開すすめや。

 

ちゅっ・・・ちゅっ・・・

って、なげー。

 

ちゅっ・・・ちゅっ・・・

ん?これもしかしてキスだけじゃなくて

おっぱいに愛撫してるんじゃないか?

 

ちゅっ・・・ちゅっ・・・

どういうことだ?永遠にキスなのか?

おっぱい愛撫なのか?

一体全体何をやってるんだ!!

想像性がかきたてられる!!

 

ちゅっ・・・ちゅっ・・・

ホントにいつまでもなにやってるんだよ。

早く喘げよ、こちとらそれを待ってるんだぜ。

 

ギシッ・・・ギシッ・・・

おっ!?ベッドが揺れてる!

始まった!!

あれ?いつの間に前戯終わってたんだ?

 

ギシッギシッギシッ・・・ハァ

ギシッギシッギシッ・・・ハァハァ

ギシッギシッギシッ・・・ハァハァ

 

聞こえてきたあああああああ!!!!

よっしゃ!19歳の裸体!見てやるぜ!!!

ばれないようにおそるおそる目を開けると

タオルをカーテンにようにたらして目隠しされてた・・・。

くそがっ!!!

 

まあ、いい、音だけでも楽しんでやるぜ!!

 

 

ギシッギシッギシッ・・・ハァハァ

ギシッギシッギシッ・・・ハァハァ

ギシッギシッギシッ・・・ハァハァ

 

全然喘がねええええええ

外人のセックスでスポーツみたいに

オオオオ!オオオイエエエエス!って感じと思ってたのに

息遣いしか聞こえない。

あれれ・・・。

 

とか考えてたらいつの間にかギシギシは終わってた。

ちょっとだけちゅっちゅっの音が聞こえて

そのあとはもう静かになった。

彼らが寝たようなので、ぼくも寝た。

 

まあ、そんな感じ。

音だけ聞こえると、今何が行われてるんだろうと

いろいろ妄想してしまうので意外と興奮する。

 

その後も、意図的に起きて聞き入ろうとはしなかったけど

5回くらいは聞いてしまった。

 

 

1か月後

やべールームメイトのクリストは他の町に旅立った。

ようやく静かな夜が訪れるかと思いきや

 

なんとその翌日に新しいルームメイトが現れた。

名前はトーマス、ドイツ生まれの25歳。

こいつはさすがに女連れ込むような奴じゃないだろうとは思ったが

そのまさかだった。

 

数日経ったある夜、

ぼくの寝てるベッドがとてつもなく揺れるのを感じた。

誰かがこの二段ベッドの上に上がろうとしてるのかな?

そう思いながら揺れを耐えていたが

どうも揺れが激しく長い。

一体全体なんなんだ。と思ったら

今度はスマホのライトを目元に照らされた。

めちゃめちゃまぶしい。

なんなんだ。

でも、今怒ってしまっては完全に眠気が覚めるのでそれは避けたい。

それでも、あまりにも睡眠妨害が過ぎる。

ついに起き上がって怒鳴ってやろうかと思ったそのとき。

 

「ほら、こいつこんなに揺さぶっても寝てるから大丈夫だよ」

と声が聞こえた。

 

一瞬、は?と思ったが、状況はすぐに分かった。

こいつ、女を連れてきたはいいが。

同居人がいる前でセックスはできないと嫌がる女に対して

寝ているぼくをこれでもかというほど、揺らしたり光を照らして

熟睡しているのを確認して、女を安心させようとしていたのだ。

 

これから始まるであろうセックスを見てやろうかとも思ったが

さすがに疲れてたので寝た。

 

が、翌日の朝、喘ぎ声で目覚めた。

もう辺りは明るくなっている。

どういうことだ?今までずっとやってたのか?

まあ、どうでもいい。

 

喘ぎ声を楽しんでやろうとも思ったが、

なんというか、ちょっと嫌な喘ぎ声だ。

子犬がいじめられてるかのような声。

ちょっと興奮するような声ではなかったので

そのまま部屋から退出した。

 

リビングにいた友達に、すぐに報告。

「おい!!!!!おれの部屋で誰かファックしてるんだけどww!!!」

みんなで聞き耳を立てたりして楽しんだ。

 

まあ、そんなわけで

2組のセックスを目撃してしまった。

1組目は聞いただけだけど

2組目はちょっとだけ見えた。

 

ラブホ行けって話だけど

海外にはラブホはないらしいのよ。

日本独自の文化なのだと。

まあ、あってもここはそこそこ田舎なのでなかなか厳しい。

ただでさえ金のないバックパッカーだから。

まあまあ、許してやろうじゃないのよ。

こんな経験二度とないだろうからね。

振り返ってみるとなかなかおもしろいぜ。