【海外赴任準備】中国へ引越し(発送方法・実際のスケジュール)

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今回は、中国赴任の荷物の発送方法と実際の荷出しスケジュールについてご紹介します。

こんな方へ
  • 中国へ引越し荷物を送る方法とそのメリット・デメリットを知りたい方
  • 通関場所による違いを知りたい方
  • 中国赴任の実際の荷出しスケジュールを知りたい方

※赴任する国や時期によって条件は異なりますので、最新情報はご自身でご確認ください

目次

中国への引越し│荷物の発送方法とそのメリット・デメリット

まずは引越し荷物の発送方法とそのメリット・デメリットです。

海外引越し荷物の発送方法

船便

地域によって異なりますが、中国の場合発送から1ヶ月~2ヶ月で到着します。

到着までは時間がかかりますが、大きいもの・重いものを運ぶのに適しています。

また、荷づめした段ボールをさらに大きな箱にまとめるので、破損しにくいという利点もあります。

メリットデメリット
輸送料金が安い
大きいもの、重いものを運べる
たくさん運べる
破損しにくい
到着まで時間がかかる

船便で運ぶのに適したもの

  • 大型家具
  • 家電
  • 衣類
  • ストック品(日用品・食品)
  • 手荷物・航空便に入りきらなかったもの
  • 壊れやすいもの(精密機器や割れやすい食器は船便をすすめられました)

航空便

発送から2週間程度で到着します。

大きいもの・重いものには適しませんが、船便よりも早く届くので、毎日の生活に必要なものを入れるといいでしょう。

メリットデメリット
船便よりも早く届く輸送料金が高い
重いもの・大きいものは適さない
壊れやすいもの・精密機器は×デメリット

航空便で運ぶのに適したもの

  • 船便到着までの生活に必要なもの(衣類・日用品・学用品など)
  • 手荷物に入りきらなかったもの
  • 軽くてかさばらないもの

手荷物

赴任フライト当日に、飛行機の預け荷物・手荷物で持って行きます。

これからスーツケースを購入される方は軽くて丈夫なものがおすすめです。

メリットデメリット
メリット赴任国に到着した直後から使える
紛失・故障の可能性が他の手段に比べて低い
持って行ける量が少ない
飛行機への持ち込み禁止品がある
荷物が多くなると、自分で運ぶのが大変

手荷物で運ぶのに適したもの

  • 貴重品
  • 精密機器(パソコン・カメラなど)
  • 航空便が到着するまでの生活に必要なもの(衣類・日用品・洗濯用品など)

日用品などは現地調達も可能ですが、最初は使い慣れたものを持って行くとスムーズに生活を始められます

その他

会社の費用負担の対象外となる場合が多いですが、EMS(国際スピード郵便)などでも送れます。

船便より早く届くので、手荷物や航空便に入りきらないけれども、どうしても早く使いたいものを送るときに便利です。

荷物の追跡が出来るほか、万が一の場合も損賠賠償を付けられるので安心です。

ただし税関で引っかかると、自分で通関手続きをする必要があるので注意が必要です。

通関場所による違い(中国の場合)

中国は広いので、引越し荷物がどこで通関するかによって荷物の規定が異なります。

それぞれの違いを紹介します。2020年時点のもので、基本的な危険物などの禁止品は記載を省きます。

香港経由の通関(船便)

香港経由の通関でいいところは食品が送れることです。(一部規制あり)反対に、家電製品や自転車は送れません。

送れるもの
  • 10~20箱程度
  • 食品(全荷物の5分の1程度まで)
  • お米5kgまで可
  • 液体は500mlサイズを各種5本まで
  • 本は200冊まで
  • 粉ミルク2缶まで可
送れないもの
  • 家電製品
  • 大型家具
  • 自転車
  • 動植物性のものを使用した食品
  • お酒、タバコ

広州通関(船便)

広州通関は、食品は送れませんが家電製品は送れます。

送れるもの
  • 液体は制限なし(同種類を大量に送る場合は相談)
  • 本は300冊まで
  • 家電製品
送れないもの
  • 食品(お米含む)
  • タバコ

上海経由通関(航空便)

送れるもの
  • 本は50冊まで
  • CD/DVDなど100枚まで
  • タバコ1カートン
  • 粉ミルク2缶まで(1kg程度)
  • オムツ(全体量に対して制限あり)
  • 香水2瓶まで
送れないもの
  • 食品(お米含む)

引越しの時、実際にどこ通関にして送ったのか?

私たちの場合、船便の第1便(夫)は香港経由通関にして、第2便は広州通関にしてもらいました。

夫赴任時に食品のほうが必要になるかなと思ったので、船便の第1便を香港経由にしました。

入居するアパートは家具家電が一通り揃っていたのと、私が到着したときに調味料が揃っていたほうが料理がしやすいと考えたのもあります。

なので、船便の第1便は香港経由通関にして調味料やサトウのご飯などの食品を一緒に送りました。

結局、新型コロナウィルスの影響で渡航が延期になり、賞味期限が切れてしまいましたが、もったいないので匂いを嗅いで大丈夫そうなら使っています(笑)

その後、船便の第2便は広州通関にしました。

こちらは夫が中国で実際に生活してみてやっぱり日本製のものがいいと思った家電製品を送りました。

つづいては、実際の荷出しスケジュールを実体験にもとづいてご紹介します。

中国への実際の荷出しスケジュールは?

赴任当時の状況

夫がまず渡航し、数ヶ月後に妻が帯同するパターンです。

中国赴任するまでは、夫婦で賃貸アパートに住んでいました。

賃貸アパートは夫が赴任するタイミングで解約し、妻は実家へ引越し。帯同までの数か月を実家に一時滞在。

(実際には新型コロナウィルス感染症の影響で1年以上も実家暮らしになりました)

荷出し回数について

会社ごとに違うと思いますが、ご参考までに。

海外引越しの荷物

海外引越の荷物は、船便と航空便それぞれ本人出発時と家族出発時の2回に分けて発送可能でした。

第1便(船便①・航空便①):夫の荷物

第2便(船便②・航空便②):帯同家族の荷物

あとは本人が手荷物で持って行く荷物です。全部で6回に分けて運びました。

国内引越しの荷物

日本国内で保管する荷物は国内引越しで荷物を運びます。

私たちの場合、夫の実家と妻の実家に保管する荷物を振り分けました。トランクルームへ荷物を運ぶ方もいらっしゃいます。

中国赴任 実際の荷出しスケジュール

ここからは実際のスケジュールを紹介します。

前回の記事で、船便の荷出し1ヶ月前・航空便の荷出し2週間前と書いていますが、まだ仕事をしていた関係もあり、実際には渡航数日前に一気に荷出ししています(笑)

一気に荷出しのメリットは、直前まで家具家電などが使えること、1日で荷出しが済むこと。

デメリットは、荷物がこんがらがる・慌ただしいことです。

中国赴任 実際の引越しスケジュール

夫の赴任時

赴任2日前(午前)

船便①・航空便①・夫の実家便・妻の実家便(妻の引越しも兼ねて)の荷出し

赴任2日前(午後)

妻の実家で、荷物の受け取り。夫の実家は、義両親の仕事が休みの日に受け取り日を別途調整しました。

赴任当日

飛行機の手荷物・預け荷物でハンドキャリー

入国2週間後

航空便① 受け取り

入国1ヶ月後

船便① 受け取り

家族が渡航する時は、新型コロナウィルス感染症の影響を受けているので渡航当日の荷物は、ほぼ2週間のホテル隔離に備えたもの。

また、荷物の受け取りも感染症の影響を受けて、通常より時間が掛かっています。

家族の渡航時

渡航1週間前

船便②・航空便②の荷出し

渡航当日

飛行機の手荷物・預け荷物でハンドキャリー

入国 1ヶ月後

航空便② 受け取り

入国2ヶ月後

船便② 受け取り

このスケジュールの中で、引越し荷物に関して一番忙しかったのは夫が赴任する1~2週間前。

航空便①・船便①・夫実家への荷物・妻実家への引越し・賃貸の退去立ち合い・売却する車の引き取り等、すべてが一緒のタイミングだったので。

まだ仕事をしていたので、休みの日にすべてまとめましたが少しずらしてもよかったかも・・・

船便②・航空便②の時は、引越しに関しては忙しくなかったですが、公的機関などの手続き関係がバタバタしていました。

まとめ

今回は、中国へ海外引越しでの発送方法と実際の荷出しスケジュールをご紹介しました。

発送方法や通関方法のメリットやデメリットを知って、ご自身の送りたいものに応じて上手に使い分けてくださいね!

スケジュールに関しては、荷出し当日はそんなに大変ではありませんが、その数週間前が準備で忙しくなります。

他の予定と重ならないように気を付けてください。

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